OUR WORK
活動内容
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難民の子どもたちの6人に1人が、
家庭内暴力やネグレクトなどの暴力にさらされています。
ロヒンギャ難民キャンプの人口は半数を超える60万人以上が子どもで、支援も行き届かず、支援が必要な子どもたちが未だ45万人以上います。多くは学校に行けず、家庭内暴力などにあうリスクもあります。また、難民キャンプでは密集したその構造から、火事が頻発し、家財を全て失い、難民キャンプ内でさらなる難民になることも多々あります。我々の学校は、学校教育のほかに、イスラームの祝祭時にプレゼント会を催したり、子どもたちを取り巻くさまざまな暴力からの避難場所として機能するほか、両親がいない子どもたちも多いため、暖かいご飯を提供するなど、みんなの”居場所”としての役割を重視しています。
400
11
現在400人の生徒と、11人の先生が在籍しています
Voices From the Camp
ロヒンギャ難民キャンプの子どもや先生方にとどまらず、
親御さんや近所の方々などの支援に対する声を紹介しています。
LATEST WORKS
今までの活動
医療支援
下水道などの公共衛生や、十分に清潔な水の不足などから、ロヒンギャ難民キャンプ内でサル痘が蔓延。迅速に医薬品を送るなどの医療支援を行いました。
相次ぐ火災への対応
極度に密集した難民キャンプでは、様々な事情により火災が発生し、広域を灰に化してしまうことも珍しくありません。学校も被害にあったことがあり、その度に学校や、周辺の家屋、モスクなどの再建の支援を行ってきました。
食糧支援
定期的に学校の生徒や先生たちに食料の支援を行っています。お米、ひよこ豆、調理油や玉ねぎなどが主な内容で、キャンプでUNHCRなどによる食糧支援はあるものの、いまだ満足できる状況ではないのが現状です。
物資/インフラ支援
約1000人が使用できる20個のトイレと井戸、食料などをトラック2台分届けました。キャンプがある場所は水捌けが悪く、またインフラが整備されていないため、雨季の豪雨などの際には洪水なども起こり、 整備したトイレなどの施設もその都度壊れてしまうこともあり継続的な支援が必要です。